例年はマジックの依頼も少ない5月ですが、北新地奇術倶楽部会員のご活躍やホームページ認知度も上がったせいか、今月3か所目のボランティア出演となりました。
5月31日(土)14:00より高槻市西部地域活動センター ステップという、日中はお菓子やパン作りなどのプログラムを行っておられる社会法人様より、目先を変えたことをしたいということで、マジックの出演依頼をいただきました。
出演者は早くも139回目に出演回数を伸ばしたarando、たんたん、ボランティア初出演marchとホームページ管理人のmorimotoの4名。
arandoさんが事前にCD動作確認をしに行った際、周囲の方がやや無反応とのことで、作戦を練り、最初にarandoさんが場の空気をマジックモードにするため登場。
音楽に合わせ、シルクをステッキに変化。いかにもマジシャンっぽいです。
続けて、板に空けた穴から物が消えたり出現したりする4次元空間マジックのゾーンゼロ。
ライトの光があちこちに幻想的に飛び移るマジック。
その他、白紙がお札に代わるリッチな感じに浸れるマジックから、お札くすだまが次々と出るマジック。トランプのマークの数が次々に代わるコメディーマジックや指輪が出たり消えたりするマジックなので、皆さんをマジックの世界に引き込みます。
最後は金属リングのマジックで、造形等も行い、締めです。さすがにベテラン、場の雰囲気をみなマジック集中して見たくなる状態にしてくれました。
次はボランティア出演初めてのmarchさん。
最初に大きめのハンカチから鮮やかに花束を出し、
絵に描いたキャンディーが本物のキャンディーとなって、本から落ちてくるマジックです。
若い女性マジシャンがメイドさん風衣装という、禁止技すれすれの出演で、marchさんのマジックが終わると、お客さんから『もう終わり?』という名残りを惜しむ声。これは男性マジシャンには太刀打ちできない魅力ですね。
しかし、全員が終了後のマジシャン挨拶で、医者やってます、の発言に、お客様は『えーっ』というマジック以上のびっくり反応でした。見た目と違い、意外と肉食系キャラのmarchさんを今後、ボランティア出演会場で見ることのできる回数も増えていくと思います。
3番目はmorimoto。ホームページ管理している特典を生かし、最近はボランティア出演へ頻出しております。
当初の予定から変更し、
縦縞ハンカチを横縞ハンカチに変えるベタベタマジック。
音楽に乗せて、ファンカードから小さくなるトランプ。
4枚のシルクがくっついてレインボー柄になるブレンドシルク。
最後はシルクが花びらのように広がるファウンテンシルクからジャンボフラッグで締めです。大き目のステージ用に構成したマジックなので、今回の会場ではちょっと迫力を感じてもらいにくかったかもしれません。
最後はストリートマジックで鳴らしたたんたんさんの大道芸風マジック。
先週の兵庫県立大学商大祭イベント『がきんちょ』での経験を生かして、望みます。
ジャグリング風のマニピュレーションである、エイトリング。奇妙な動きがユーモラスです。
だいぶマジックの雰囲気に慣れてきたお客さんにお手伝いいただき、コップの中の水がいつの間にか消えてしまうマジック。
マジシャンの事前に選んだトランプとお客さんの選んだカードが何故か想定外のマークと数字で一致するカードマジック。
指にかけた手錠がいつの間にか外れてしまっている、コメディーマジック。
そして、最後はたんたんさんお得意の風船飲みで大締めとなりました。
毛色の違う4名のマジシャンで約50分間の演技となりましたが、皆さんに多少なりともお楽しみいただけたようです。
この後、施設の方より、マジックを教わりた方がいるので是非教室してほしい、ということで、arandoさんが事前準備していた教材でマジック教室も開催しました。
この後はちょっと早めですが、梅田に移動し、ミュンヘンで反省会を行いました。普通の会社だと、部長、課長、係長、平社員といった感じの年齢構成ですが、趣味のマジックの場を通じて、分け隔てなく楽しめるのが良いところです。
ついでに梅田に来たので、marchさん行きつけのキデイランドのテンヨーショップへ立ち寄りました。何も買わなかったにも関わらず、ディーラーさんからカタログやセルフワークマジック用カードをもらったり、マニアックグッズ入手先を教えてもらったりし、楽しくすごさせてただきました。
また来月も出演ありますので、頑張りたいと思います。皆様も出演お疲れ様でした。
※今回のおまけ写真
中々普通はマジシャンが準備している風景をお見せする機会もないのですが、今回は特別にご紹介します。
こんな感じに道具がちゃんと作動するか直前まで確認したりしないと、本番で痛い目に合います。ちなみにこのとき、arandoさんは会場でCDの動作確認中のため、不在です。